冬の代表的な野菜で、甘みがあり色々な食べ方ができる白菜ですが、白菜を育てるのはなかなか大変なようです。野菜にはトマトやキュウリ、ナスなどのように実を食べる野菜、ゴボウやジャガイモなどのような根の部分を食べる野菜、キャベツ、ホウレンソウなど葉を食べる野菜がありますが、白菜は葉の部分を食べる葉野菜になります。葉野菜の場合、葉の部分を食べるので、特に害虫に食べられないように注意しなければなりませんが、まったく食べられないで育てるのは不可能でしょう。白菜につく害虫の代表的なものはアブラムシになります。白菜の害虫であるアブラムシにも種類があり、モモアカアブラムシ、ダイコンアブラムシ、ニセダイコンアブラムシ等がいます。他にも白菜の害虫には、アオムシ、ヨトウムシ、コナガ、シンクイなどがいます。白菜は芯に害虫が入ると致命的になるとも言われており、注意が必要です。野菜の害虫駆除に農薬などはなるべく使用したくないところですが、白菜の害虫駆除は害虫が葉の中に入り込むのを予防するという意味でも、時期などをみきわめて農薬の散布をするほうがよいようです。その方が、かえって減農薬ですむ場合もあります。白菜だけでなく葉野菜全般に言えることです。